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i言語ごっこ・その9

NW版 グリーン・ニューディール政策

 

ICG =現在のニューワールドにおける食糧市場関連の混乱状況を打開する

 

#現状分析
#つまり、ハゲタカにまんまと食いものにされたと。こちらの法規制が未成熟であるという弱点を突かれただけで、別に犯罪行為ですらない。経済という名の日常的且つ合法的戦争。
#言ってしまうと、巨大資本を持つ藩国が、他国に対して行ったことと大差はないかもしれない。相手側に何ら悪意が無かったとしても、こういう被害は発生するのだということだ。
#この経験を持って、今後このような攻撃に対してどう戦うのか、付け入る隙を与えないためにはどうしたらいいのか、攻められた側がどんな痛みを受けるのか、また、例えばこのような圧力を「うっかり」他国へ強いることも在り得るのだという事実、NW全体がそれを学んでくれたらと思う。

#アプローチ
#当面の問題として、現在の過剰食糧を処理しなくてはならない。これには、細菌汚染によってもしかしたら食用に適さないかもしれない食糧の処分も含まれる。なおかつ、現状農産物の価格暴落により被害を受けている筈の農業従事者に対して、将来的にも農業を続けられる道筋が付けられなければ、現状食糧の消費後は再び食料難が襲ってくる。このため、対策は現状と将来の二方向の視点が必要となる。
#ついでにニューディールもやってしまえ、と。目前に物量攻撃が迫っていれば、多少の無理も通る。資金を投入してでも現状の食糧を消費し、その過程で技術を開発して、技術転換の過渡期でも多少の利益を確保、将来へ展開する。

 

f:現在のNWでは食糧についての大規模な混乱が起こっている ={
 側面:有害なバクテリアの汚染により、流通する食糧の多くが食用に適さない状態になっている
 側面:流通する食糧全部がバクテリアに汚染されている訳ではない
 側面:食糧不足に乗じてセプテントリオンから大量の食糧が売り出されている
 側面:汚染されていない食糧も、安全性への不信感、セプからの供給過剰により価格下落が起こっている

f:現在のNWでは食糧価格の下落が起こっている ={
 側面:取引価格の下落により、農業従事者が深刻な打撃を受けている
 側面:現在の価格はセプによる一時的大量供給に結果であり、恒常的な価格水準であるとは限らない
 側面:取引価格の下落により、研究開発用の食糧を通常よりも有利な価格で購入出来る

f:取引価格の下落により、農業従事者が深刻な打撃を受けている ={
 側面:生活収入の破綻により、農業従事者の減少が懸念される
 側面:農業従事者の減少により、農産物の収穫量全体の減少が懸念される
 側面:現状の食糧供給状態は一時的なものであり、将来に渡って収穫量が減少した場合、需要に追いつかなくなる可能性がある
 側面:農業従事者の減少を食い止め、将来の農業生産高を確保する必要がある
 側面:農産物の利用用途拡大が期待出来る新技術の開発は、将来の農業生産の安定にも有効である

f:現状の食糧供給状態は一時的なものであり、将来に渡って収穫量が減少した場合、食糧需要に追いつかなくなる可能性がある
 =側面:将来の食糧供給の乱高下に備え、食糧の保存技術を開発する必要がある

f:研究開発用の食糧を通常よりも有利な価格で購入出来る ={
 側面:安全性の不信感から取引が難しい食糧を購入することは、現状の農業従事者の収入確保に貢献出来る
 側面:現状の食糧保存技術の必要性、価格の低下は、新技術の開発には有利な条件となる
 側面:大量の食糧を消費するバイオマス関連の研究開発に、価格低下は有利な条件となる

f:食品加工技術の開発 ={
 側面:加熱殺菌加工による消費期限の延長
 側面:缶詰、真空レトルトパックなど、食糧保存技術の開発
 側面:フリーズドライ技術によるインスタント食品開発
 側面:食糧を原材料とした栄養補助食品、医薬品の開発

f:バイオマス燃料の開発 ={
 側面:アルコール発酵によるバイオマスエタノールの開発
 側面:メタン発酵などによるバイオガスの開発
 側面:セルロースの微生物分解によるマイコ・ディーゼルなどの開発
 側面:バイオマス燃料を利用した火力発電技術の開発

f:現在のNWでは資源不足の対策として、生物資源による代替が進められている
 =側面:食糧を原料とするバイオプラスチックの開発は、資源不足対策にも有効である

f:近代的酒造技術を持つ満天星国では、微生物の工業的管理技術を持っている
 =側面:満天星国の持つ近代的酒造技術は、バイオマス関連の生物学的加工技術開発にも転用可能である

f:満天星国では、今後の宇宙開発の推進が計画されている
 =側面:宇宙開発において使用する燃料は、閉鎖空間でも生産が可能で、廃棄物のリサイクルなども可能な、バイオマス燃料が適している

f:藩国民の主食である食糧を消費するバイオマス燃料は、過度に生産が進むと食糧供給に悪影響を及ぼす可能性がある ={
 側面:現在燃料は供給過剰気味であり、また今後は宇宙からの燃料供給も期待されている
 側面:食糧の供給バランスを崩すほどの食糧を消費したバイオマス燃料の生産が起こる可能性は低い

f:満天星国には、経済専門家が存在する ={
 側面:経済専門家は藩国内外の経済物流の専門知識を持っている
 側面:経済専門家は直接の経済活動を行うだけでなく、経済物流の専門知識を生かして、産業企画のアドバイスを行うことが可能である
 側面:経済専門家が産業企画のアドバイスを行う際には、藩国内外の経済物流の状況を判断することが出来る
 側面:現在の共和国での食糧問題などの状況を踏まえ、満天星国の経済専門家は、わんわん帝國内の食糧確保を念頭に置いた適度な農作物加工の方向性をアドバイス出来る

まとめ:
現在のNWでは、食糧のバクテリア汚染による安全な食品の不足、これに乗じたセプテントリオンによる大量の食糧売買、安全性への不信による藩国産食糧の流通困難など、食糧に関わる問題が緊急の課題となっている。このセプテントリオンにより大量取引はあくまで一時的なものであり、現状の取引価格の下落から農業従事者の人口減少、農業全体の縮小が引き起こされれば、将来的には食糧重要に供給が追いつかなくなる事態が懸念される。

しかしこの食糧価格の下落を、逆に開発費用の有利と考えれば、これを機会に食糧を原料とした新技術の研究開発を促進し、これにより現状価格下落の下支え、将来の食糧難に備えた保存食品の技術開発と普及、また大量の食糧を消費するバイオマス燃料開発などを行うことは、将来における農作物の用途拡大にも有効に作用するのではないかと考えられる。
この研究課題には、食糧加工技術の開発、バイオマス燃料の開発、バイオプラスチックの開発などが考えられる。

特にわんわん帝國満天星国においては、従来の酒造技術を生かした微生物利用のバイオマス燃料開発や、この技術の宇宙開発への転用も期待出来る。

藩国民の主食である食糧を消費するバイオマス燃料が過度に生産されることは、今回と同じような食糧関連の混乱も懸念されるが、一方で燃料の供給は現在でもある程度過剰気味であり、また今後は宇宙開発に伴う新規の燃料供給地も期待されている。これにより燃料生産のための食糧消費は主食供給に悪影響を及ぼすような量にはなりにくいものと考えられる。また、満天星国に所属する経済専門家は、このような藩国をまたがる食糧需給の状況に関して、主食食糧の確保を念頭に置いた適度な農作物加工の方向性をアドバイスすることも可能である。

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