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i言語ごっこ・その12

 

ICG =人の形質を規定する

#用語意義の規定

f:物理域 ={
 側面:隣接世界の自然法則の性質
 側面:固定的なものではない
 側面:世界内に住む人々の世界認識の変化によって絶えず変わりつづけている

f:WTG ={
 側面:情報可能性体としての人間の存在をベースに形成される
 側面:世界と世界の本質的な履歴状態を、だいたい似た範囲におさめるための情報補完の伝達路となる

#学術用語としての「形質」の意義規定
#けい‐しつ【形質】 character 広辞苑第五版より
#生物の分類の指標となる、形態的な要素・特徴・標徴。特に、メンデル以来の遺伝学では、表現型として現れる形態的・生理的な各種の遺伝的性質。

f:形質という言葉は、学術用語として使われる単語である ={
 側面:分類学的形質とは、種や属などの分類を限定するようなその種に固有の特徴的形態をいう
 側面:分類学の進歩とともに、学術的分類の指標となる形質は、外見的形態だけではなく、細胞学的、生化学的、行動や生態、遺伝学的などの側面からも比較観察されるようになっている
 側面:「人の形質」という言葉を「人類という種の分類学的形質」と学術的に限定しても、その意味は歴史的に変遷をたどるものであり、固定的なものであるとは言えない

#無名世界観における「形質」の特異性

f:無名世界における物理域は、常に変化するものである
=側面:形質を観察する根拠となる自然法則そのものが、無名世界では常に変化するものである

f:無名世界観における物理域は、人々の世界認識の影響を受ける
=側面:人々が同質と認識するものは、無名世界では物理的にも同質と観測される可能性がある

f:無名世界における自然法則の性質は、現実世界のそれとは異なっている可能性がある
=側面:現実世界では当然であると認識されている自然法則が、無名世界観のそれぞれの世界では異なっている可能性がある

f:現実世界において分類学的形質は、原則的に親から子へと遺伝的法則に基づいた同種の形質を伝えるものとされている
=側面:無名世界において、遺伝的に親と子が同種の形質を持つことが常識として認識されているとは限らない

f:無名世界観においては、人々の可能性の集積が世界の物理域を左右する場合がある
=側面:無名世界において、人々がある一定の形質を「人の形質」として認識し、その可能性が世界の物理域に影響を与えるだけの規模に集積すれば、自然法則的にも世界にその影響が伝えられる可能性がある

#未来のために
#無名世界における「人」とは何を意味するのか

f:無名世界とは、それぞれの世界内に異なる自然法則を持つ世界である
=側面:無名世界における人とは、現実世界の人類とは異なる能力を行使する可能性を持っている

f:無名世界において、世界間の情報があまりに大きく異なった場合、WTGが閉鎖し世界間の情報伝達が行われなくなる場合がある
=側面:現実世界における人の形質と、ある世界内での人の形質の認識が大きく乖離することは、現実世界とその世界との情報伝達が出来なくなる可能性がある

f:無名世界において、物理域は変化するものである ={
 側面:ある世界のある時代において「人」として認識されていたものが、物理域の変動によって生存に適さない存在となる可能性がある
 側面:人々の総意としての「人の形質」は、現在の世界内の価値観だけでなく、未来においても出来る限り「人」として認識される形質を目標とすることが、人々の生存には必要である

まとめ:
ある形質が沈黙の型において許容される形質であっても、無名世界のそれぞれの世界内において常に許容されるとは限らない。情報可能性体としての人間の形質は、どんな物理域でも生存に適したある程度の同質であることが、人々の生存には必要とされるものである。
無名世界観における人の形質は、あくまでも現実世界を基準とし、その世界の物理域に適応した範囲に留まっていることが、現実世界と無名世界観との接続を保ち、なおかつ無名世界観的なそれぞれの世界独自の価値観を尊重する、この二つの基準を両立させるためには必要とされる。

 

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