« ヨーグルト&ココア&くるみのマフィン | トップページ | 米粉&パンプキン&レンコンのマフィン »

i言語ごっこ・その15

 

ICG =満天星国における新しい農産業構造を模索する

#アプローチ
#人間の生存に必須である食糧生産が、国を支える根幹の産業であることは、いつの時代のどんな文明であろうとも変わらない。品種改良や収穫量の増加という農業技術の進歩は、人間の文明における必然と言えるものだと思う。
#一方で、現代のような農業技術の進歩は、あまりにも生産量の増加に主眼を置き過ぎている。人口の増加による大量消費の必要性は、一時代存在しても、文明が安定すればいずれ人口の減少が進むこともまた間違いないだろう。
#農産物の大量流通を支えるものが経済活動である以上、農業もまた、如何に経済システムの中で生き残るのかをターゲットにしなければならない。
#エネルギー改革と同じように。農業分野もまた、革命的な新しい形の模索を。

#Phase1 農業生産の柔軟性を向上させる
 
f:わんわん帝國ではわんだっく中央市場による藩国間の市場取引が行われている ={
 側面:わんわん帝國の各藩国では、ある程度近代的な経済システムが導入されている
 側面:わんわん帝國の各藩国で生産活動を行う場合、その生産物は近代的な市場経済システムに合致した商品価値を持つ必要性がある

f:わんわん帝國の食糧生産は、各藩国のイグドラシル成長による収穫量増加のため、供給過剰状態になっている ={
 側面:わんわん帝國ではレムーリアからの移動による人口増加以前、食糧価格が長く低迷していた
 側面:わんわん帝國では収穫量増加による慢性的な供給過剰状態のため、食糧価格の低迷が恒常化している
 側面:わんわん帝國では慢性的な供給過剰状態のため、食糧の市場価格と商品価値の不均衡が発生している

f:満天星国は合併以前の旧ビギナ、旧都築の時代から、農業が主力産業のひとつである藩国である ={
 側面:農業を主力産業とする藩国では、農業生産物の市場価格低迷は、藩国経済の基盤に悪影響を与える大きな問題である
 側面:農業を主力産業とする満天星国では、農業生産物の市場価格低迷に対して、藩国経済健全化の対策を講じる必要が存在する
 側面:農業を主力産業とする満天星国では、農業生産物の価格低迷に対して市場価値向上の対策を講じる必要が存在する

f:満天星国には「特定農産業従事者グループ制度」、通称「特農」が存在する ={
 側面:農業従事者が組織を形成し、歩調を合わせて農業生産に取り組む制度は、新しい農業技術の導入促進、生産物の販路開拓、生産や流通に関する情報の共有、などの効果が期待出来る
 側面:満天星国では特農を対象とした新規農業機器導入の補助が行われている
 側面:満天星国では特農の施行に合わせ、農産業従事者フォーラムを設けて農業関連の情報交換やネットワーク構築を推進する制度が導入されている
 側面:満天星国では農業生産物の市場価値向上の対策を講じるにあたって、特農を中核とする農業従事者のネットワークを活用することが可能である
 側面:満天星国では農業生産物の市場価値向上の対策として、特農を活用したより商品価値の高い生産物への切り替えを推進することが可能である

f:生産スパンの長い農産物は、生産技術の蓄積、収穫量の予想等が難しく、生産物切り替えのリスクが高い
=側面:満天星国の特農の制度を活用することは、生産技術の共有、農業従事者ネットワークを活用した農作物の品種や生産量の高い精度の予想等により、生産物変更の初期リスク低減を目指すことが可能である

#Phase2 市場価値の高い農産物開拓

f:満天星国には、経済専門家が存在する ={
 側面:経済専門家は藩国内外の経済物流の専門知識を持っている
 側面:経済専門家は直接の経済活動を行うだけでなく、経済物流の専門知識を生かして、産業企画のアドバイスを行うことが可能である
 側面:経済専門家が存在する満天星国では、その藩国内外の経済物流についての専門知識を生かし、市場価値の高い農業生産物の方向性を開拓することが可能である

f:満天星国は合併による農産物の移動、新しい気候への適応を経験している ={
 側面:満天星国では藩国合併の際の気候変動対策として、農産物の品種管理や改良を行った実績がある
 側面:満天星国には藩国合併時からの農産物の品種管理や改良技術の蓄積が存在する。
 側面:満天星国には、経済専門家が提案するより市場価値の高い農業生産物を新規導入するための、農産物の品種管理や改良技術の蓄積が存在する

f:NWには農産物に対するトレーサビリティ制度が確立されている
=側面:NWに流通する農産物は、その生産地や品質を正確に把握することが出来る

f:満天星国は観光産業施設も充実した藩国である ={
 側面:満天星国は観光土産の商品開発に力を入れていた実績がある
 側面:満天星国には観光土産開発で培った農産物等の加工商品を開発する技術が存在する
 側面:農産物はそのものの形で市場取引を行うよりも、商品として加工することでより高い市場価値を得ることが可能である
 側面:満天星国には農産物を加工することで、より市場価値の高い商品として開発する技術が存在する

f:食品加工技術の開発 ={
 側面:加熱殺菌加工による消費期限の延長
 側面:缶詰、真空レトルトパックなど、食糧保存技術の開発
 側面:フリーズドライ技術によるインスタント食品開発
 側面:食糧を原材料とした加工食品、発酵食品の開発
 側面:食糧を原材料とした栄養補助食品、医薬品の開発

f:植物の持つ高い生産能力は、埋蔵資源に代わって工業生産の原料となることも期待出来る
=側面:資源産出の無い満天星国では、農産物を工業原料に使用することで、使用燃料や資源削減の効果が期待出来る

f:工業的農産物利用技術の開発 ={
 側面:発酵技術の応用によるバイオマスエタノール、バイオガスの開発
 側面:セルロースの微生物分解によるマイコ・ディーゼルなどの開発
 側面:発酵技術、微生物分解技術の応用による水素燃料製造技術の開発
 側面:食糧を原料とするバイオプラスチック等の開発

#Phase3 市場取引システムそのものの進化

f:満天星国には経済専門家が存在する
=側面:経済専門家は市場取引の仕組みについて、専門的な知識を持っている

f:農産物の市場取引においては、現物の農産物だけでなく、未来において収穫される予定の農産物に対する取引も行われる
=側面:経済専門家が農産物の詳細な生産計画を提供することで、先物取引市場においても、より独自性の高い商品価値をアピールすることが可能である

まとめ:
わんわん帝國にはわんだっく中央市場が存在し、近代的経済市場取引制度が導入されている。農産物もまたこの市場で価格を決定される以上、農業生産においても、より商品価値の高い商品の開発を目指さなければ、市場価値は低下せざるを得ない。
しかし農業生産技術の向上は、現在のところ収穫量の増加を目標に進んでおり、これによる供給過剰は逆に農産物の市場価値を低下させる要因になっているものと推測される。より市場価値の高い農産物生産には、大量に収穫可能なメリットよりも、収穫量不安定などのデメリットはあっても、独自性の高い小規模生産を目指すことも必要であると考えられる。

満天星国では、農業従事者による組織営農を促進するため、「特農」の制度を施行しており、またこれに合わせて農業従事者フォーラムを開催して、農業に関する情報交換やネットワーク構築を進めている。このような制度は、伝統的な農業形態に捉われず、農業技術の進歩を多品目生産への切り替えリスクの低減などに生かすシステムとして機能することも期待出来るものである。
また満天星国では、より商品価値の高い農産物の開拓として、経済専門家の持つ経済取引の情報を導入することも可能である。このような新規農作物の方向性としては、小規模生産によるブランド価値の高い農産物や、農産物の加工商品の開発による市場価値の維持、植物の持つ高い生産性を工業原料として利用する方法などが考えられる。
経済専門家の持つ経済システムに関する専門知識は、農産物取引が行われる市場においても有効である。農産物の詳細な生産計画や市場価値予想といったデータを、商品の付加価値としてアピールすることで、生産計画そのものを先物商品として織り込むような方向性も可能なのではないかと考えられる。

« ヨーグルト&ココア&くるみのマフィン | トップページ | 米粉&パンプキン&レンコンのマフィン »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: i言語ごっこ・その15:

« ヨーグルト&ココア&くるみのマフィン | トップページ | 米粉&パンプキン&レンコンのマフィン »