死神が目覚めるとき
2253-10-14
はるかを残してヤガミが医務室を出たところで、オリンポスへ入港。ポー教授が政治家として上陸任務に就任する。
お給料は853Crになってしまいました。しまった、忘れてたけど、そろそろ資金的にも厳しいのであった。
さて、外交対策も完了しましたので、そろそろ本格的に特別任務始めますよ。
コーヒーを貰ってD1に戻ってきて、腹減り状態のヤガミとすれ違う。あ、待ってよ、コーヒーどうぞ。だがコーヒーを飲んだ瞬間、ヤガミの頭上に悲哀アイコンが。
おや? チリペッパーじゃないですよ? でも努力してるって言ってくれたし。な、何か思い出したのかしら、それともハンガーであった何かの名残なのかしら。はるか、結構悲哀アイコンに弱いのよぅ。うう、怒ってるのは全然平気なんだけども。
えーとー、どうしようかしら。悩み事かと聞いてみたが、困ったことなど無いと返されてしまう。
嫌悪が300超えちゃったところだしな。しつこくするとまた機嫌を損ねるし。そうね、と同意すると嫌悪が+2、328。しまった、食い下がるべきだったか。でもアイコンは小さく爽快が出てますね。ちょっと間をおいてから、ご機嫌取っておくか。
日付が変わって10-15。
ヤガミの嫌悪は336。ああ~、増えてるな~。これはちょっと、嫌悪スパイラル気味かな。
勤務明けで階段を上ってきたヤガミに話しかけてみる。えーとえーと、顔色を心配するが、反応はいまいち。嫌悪は-8でやっと328。ううむ、仕方がない、奥の手だ。酒飲ましちゃる。
銀ビールをプレゼント。嫌悪は-1にしかならないんだけども。ありゃ、でも飲まないな。キープですか。それじゃあ少し間隔空けてから何か考えますかね。
13:15、オリンポス出港。
次はチレナで、高速医療船の臨検が艦長より提案される。そうだな、資金も厳しくなってきちゃったし、妥当な線ですかね。でもチレナ近辺には、相変わらず敵影無さそうなんですけど、艦長。
火星MAPを確認すると、既に至近距離に赤点が一つ。とりあえずこれをこれを片付けたら、進路を考えようかな。そうそう、急いでローディング変えないとねー。
ハンガーを降りようと思ったらば、第一種アラートが。待って、ヤガミのローディングを細工するんだからね。いたずらし終わって、希望号へと向かおうとしたところで、ヤガミに呼び止められる。あら、でもなんか機嫌よさそうな感じだわ。このタイミングで話しかけられたのは初めてね。ところが。
戦闘には勝つ、と宣言したらば、同意したくせに嫌悪が+10も。340。ああもう、ホントに気難しいんだから。
14:12 日本月、補給艦隊
敵艦はややばらけて5隻。既に加速方面へと逃げ始めている。うーん、今回は補給艦隊だし、比較的接近出来てていいんだけども、都市船が非協力的な政治情勢である以上、今後は出港のたびに待ち伏せを覚悟しておかなくちゃならないのね。
まず希望号は通常浮上、深度を詰めに行くと、夜明けの船が潜航からシールドダッシュ、なんと海底に激突。被害は0だけど、何やってるんですか、艦長!
敵艦隊は魚雷をばら撒きながら、加速方面へ撤退を続ける。索敵艦とか、護衛が混ざってるのね。あら、ヤガミがいきなりシールドMAXをかけている。珍しいじゃん。うふふー、ローディングがおかしいって気が付いたのかしらー。いえ、あの、ところがですね。実は大変予想外のことが起こったため、笑っていられたのはこの辺まででした。
希望号が敵艦を追いかけて増速すると、ヤガミ機がシールドターンからシールドダッシュ、いきなり高速大型補給艦を制圧する。
あれ? 今三角形の2点を押さえてた気が。シールドMAX状態なんだから、シールド突撃コースなんじゃ?
希望号、シールドダッシュ。敵艦隊の進路を押さえるべく増速方向へと前へ出ると、ヤガミ機もシールドダッシュ。はるかよりさらに前へ。む、敵艦と機動を合わせてるな。まさか。速度方向を押さえると、敵艦隊は旋回方向へ移動し始めるはずだ。希望号が急旋回して、機動プラス方向の敵艦の塊へと接近すると。
ヤガミ機、急速浮上。巡洋潜水艦、高速軍用補給艦をまとめて制圧。やっぱ見間違いじゃないぞ。またシー突コースだ。これは、ちょっと見学させてもらおうかしら。この後、はるかは夜明けの船近辺で、ひらひらと遊んでいたんですが。
ヤガミ機はシールドダッシュ。レーダーから外れて、詳細な位置取りが分からなくなる。そして、シールドターンで戻ってくると、高速軍用補給艦、制圧。わあ、また?
再びヤガミ機、シールドダッシュ。またしてもレーダーから外れる。さらに急速浮上。ええっと、自分の位置からじゃないと、トポロジーの計算が出来ないわ。そしてヤガミ機が大減速。また速度しか差が無いよっ。索敵艦を制圧。あっさりと戦闘は終了する。
ええ? 待って、ちょっと待って下さい。何か見てはいけないものを見たのでは。信じられない、あんなにばらけてたのに、ほとんどシールド突撃が可能な位置取りじゃないの。ヤガミは一度も剣鈴を使っていないのだ。ていうか、あの移動が可能なら、必要ない、のか。敵艦が先に降伏していなければ、全部シー突で沈めてたんじゃ。しかも最小限の移動回数で、最大差のトポロジー移動ばっかりなんだよ。
ちょっと、やばい。せ、背筋がマジに寒い。ちょっとだけ、こんなことになるのではと思ってたけど。これまでのヤガミを見る限り、その時点での戦況に合わせた戦い方をしているのは、分かってたんだけど。でもだからって、何なの、この冗談みたいな強さは。死神のあだ名は伊達じゃないらしい。
はっ、しまった、やられたかも。ヤガミって……もしかして、と、ときめいてるとか、そんなんじゃ済まないような気が、す……。
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