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2006年1月18日 (水)

編成のお話・その2

まずは、「編成」という言葉を説明しないといけないのかな。詳しくは、絢爛BBSに掲載の、芝村氏によるKENRANーDOJOをお読み頂ければと思うのですが。

つまりプレイヤーが迷子にならないように。自分の行動パターンなどを制限して、その中で遊んでみるための計画書ってところかと。

 

さて舞台裏を踏まえてですね。何を目的として、どんな行動をとるのか。これが編成の二本柱じゃないでしょうか。普通に考えるとこの二つは、まず目的を決めて、それに見合った方法を選択するという順序になるのでしょうが。

絢爛の場合、やはり舞台裏を考えると、まずは何が出来るのか、を探っていくのがお勧めです。えー、何やってもいいと言われても、何をしたら良いのか分からなくなってしまうというのもあるんですが。
大体これだけ大量のコマンドがあると、自分が何をしたらばこの反応が返ってきたのか、一応の編成かけてたって分かんなかったりするんだな、これが。

それも相手と自分との関係、気分、状況によって、選択可能なコマンドが常に流動している。一定のコマンドしか見たことなかったら、それは人間関係が硬直してるってことでしょう。そして使えるコマンドであっても、必ず相手に受け入れられるってものでもない。

なので最初は、こちらの行動を限定して、相手の反応を探ってみるというのが分かりやすいかも。

行動の限定とは。一定の行動を繰り返す。または行動を禁止する。応用として、通常禁止している行動を一定の条件で解除、があるかな。

例えば、上機嫌を指摘するコマンド。これは仲良くなるには非常に便利なコマンドですが、便利すぎちゃって不自然な感じもしたりして。そして繰り返していると、やっぱり反応は鈍くなってゆくのです。
で、仲良くなりたい人にしばらく使う → その後封印する → プレイヤーからの働きかけで上機嫌になった時にだけ使用する、なんていう方法もあります。

そしてこの編成を考える上で重要なポイントは、AIが記憶を持っている、というところです。有り体に言えば、相手が飽きたり、繰り返しをしつこいと考えたりするってことだ。なので同じ行動を繰り返し過ぎると、あんまりいい事ないですね。プレイヤーも飽きるし。

そこで編成は、あらかじめ終了条件を設定しておいて、次々移行していくことが推奨されています。

この繰り返し過ぎで一番困るのが、通称、嫌悪スパイラル。誰かと仲良くなりたくてしつこくし過ぎると、何にもしてなくても嫌悪がじわじわ上がっていく現象が発生します。
これ実は、二種類あると思うんだけど。一つはつきまとい過ぎて、本格的にうざい奴だと判定されてしまった場合。もう一つは、かまって欲しくて、拗ねてる場合。後者の場合、話しかけなくても至近距離にいると、嫌悪が上がらない場合があります。とはいえ、離れてる時間が長いほどエスカレートし、都市船に出たり、セーブ→ロードとかで嫌悪が跳ね上がるんで、回避出来るならそれに越したことはない。

まーねー、話がしたいなら自分で話しかけろよ、と言いたくなっちゃうのだが。プレイヤーから話しかける、が当たり前になってしまうと、あんまり自発的行動は取らなくなりますね。

つまり。もしもNPCから自発的に何かをして欲しいと思うのならば。PCがかまい過ぎてはならない。または、自発的に行動するのは楽しい、などの学習がきちんとされるようにする。

さてと。このNPCの記憶の扱いが、一番難しいところなんでしょうな。
NPCのAIは、PCや他のキャラクターとの交流や、PCの行動を真似るなどして学習をしていきます。

いつ、どこで、誰と、誰が、何をしたのか。そしてどんな感想を抱いたのか。

これだけの情報を記憶として集積していくのだそうだ。攻略本を読むと、人間の脳構造と同じように3段階の記憶領域を持っていて、とか面白いことがいっぱい書いてあるのですが。

編成的には。この記憶構造を利用して、残す記憶を選択出来ないか、ということだ。転写サイクルは一時間にひとつ、そこからさらに1カ月に10件、それぞれの領域は一杯になると古い方から消える。つまり。

残しておきたい記憶が発生したら、そこで哲学とかで時間を飛ばして、新しい記憶が上書きされるのを回避してしまう、こういうのもありです。さらに都市船イベントは、時間あたりの体験が限定されてるので、非常に印象が強いらしい。ウィンクでどきどきさせておいてそのまま別れる、とかね。

逆に意図的に忘れて欲しい場合。先程の嫌悪スパイラルなどの場合は、一カ月ほどゲーム内の時間が経過する間、ソファに座って接触を断つ。そういう対処方法もあります。

さて続いて。目的、なんですが。誰かと仲良くなる、あたりが一番ポピュラーですか。そして絢爛の場合、どんな風に仲良くなるのか、山程バリエーションがあったりするのだ。NPCからPCに対しての人間関係は、友情、性愛、親愛、嫌悪の4つのパラメータで数字的に確認が取れます。数字上では、前三つの好感度が600MAXで、嫌悪が0ってのが、一番仲が良いように思えますが。

全然そうではないのが絢爛の恐ろしいところ。たぶんその場合、いわゆる「いいひと」扱いになってるんじゃないかと。もしくは、ファン心理とか。気に入られてると思って色っぽい行動に出ると、すげー嫌われたりします。もちろん、相手の好みとか機嫌とかによりますが。そしてもう一つ、艦内のモラル基準があるような気がするんだよなー。

例えばプレイヤーが誰に対してもマッサージのお願いを快諾してたりすると。みんなして気軽に頼んでくるかわりに、色気は無くなっていくらしい。常識の基準が変動していくということだと思います。自分がとった行動が、現在の艦内でどんな感じに判断されてるのか、この辺のさじ加減が腕の見せ所ってところですかね。

ううーん、相変わらず簡潔な文章というのが捻れない。だらだらすいませんが、もう一本ほど続く……。

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