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2011年8月17日 (水)

BLUE STAR

…えっと、今日ブッキングした船の名前があんまりだったので、つい…。

 

警部のメールは最初から、狙われる可能性がある者に対して送られている。犯人の逮捕よりも犯罪を未然に防ぐことを目的とした、それも確かかもしれないが、見方によってはそれは、ターゲットになる可能性の高い対象者がアクションを起こして自分自身を守ることを意味している。言葉を変えれば、囮のようなものだ。なつみの父もまた警部と呼ばれ、母は殺されている。テルが何故不良グループに所属しているのかは語られていない。もしも研究所まで辿り付いた者が、ショーゴじゃなくて、渡君だったなら。彼は、セキュリティを抜けることが出来たのかもしれない。

「F」のような存在が犯罪を唆すとして、その手足となる人間が不特定である以上、攻撃から守られるポイントというのは、ごく限られている。あの研究所のセキュリティを抜けるのがかなりの難関だったとしても、それが可能な者は存在する。ヲタポンのように。だから彼はダミーを用意しようとした。でもポイントを決めてしまえば、逆にそういう相手を絞り込むことも容易になる。例えば、研究所に元々勤務している者。ターゲットになる可能性は高くても、警告のメールを受け取っていない者、病院関係者はその点では盲点になる筈。典子ちゃんがダミーであることは、ある意味危険にさらすことにはなるけれども、篠田が穴に落ちるのを防ぐには効果があるよね。

あるいは、そんなものには最初から興味を引かれることが無い状況なら、「F」のターゲットとしては逆に確率は高いんじゃないかな。財閥の長、もしかすると、妻と娘とを失っている者。GPM・GPOの時間軸で戦争が過去のものになったとして、そこで使われた軍事技術が時を経て、民間に流出することは十分考えられるだろう。戦闘種族を産み出すための技術が、平和な時代に変質するとしたら。目的とされるのは、死者、もしくは自分自身の再生医療技術になるんじゃないのか。古狸共を相手にはいい商売になりそうだな。ブンヤのネタにもなるかもね。そして、これをクリアしないことには、プロテオミクスの本格導入が新たなる火種になることもまた事実でしかない。

死とは、退けるべき死とは、なんだろう。タンパク工学という名の糸を操るネクロマンサーの理とは。

でも、推論は何処までも推論でしかない。不測の事態は何時でも起こり得る。篠田が肩を痛めているのは、治療の不利になるのかな。我が篠田家がやるまでは、というのなら。その男も一族だよね。義兄あたりが相場だったりする訳なのだが。第5世界、だから持物はメスになる、違うのかな。助けてあげて、お願いだから。縁もゆかりも血のつながりも無い、会ったことも触れることすら出来ないその息子を。

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