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2011年11月10日 (木)

えれくとりかるぶりっど

名前の魔術は
今も世界に息づいている
大いなる祈りの魔術の
そのはじまりの形

クローンを最初に見たのは
蘭の花だ
メリクロンで培養し
同じ条件で育てた花が
色も形も
首の曲がりの角度までも
寸分違わず揃って
一面に作り物のように並んでいて

はっきり言って
ぞっとした
生き物の美しさは
その自由な多様性にあると思う
それが植物であっても
全く同じ花になんて
二倍体の水仙だって
ならないのに

牛乳の
強化プラスチックが
どうしても疑問で
消化吸収のしくみひとつとっても
人間はその身体の中に
脈々と進化の道筋を残している
バクテリアもろくに分解できないものを
カルシウム倉庫である骨格の形成になど
使える筈がない
もしそれが
可能なのだとすれば

第五世界は
1999年の段階で
かなり高度なプロテオミクスを
既に実用化している
もうそれは
クローニングとは言えないだろう
水素の心臓
それは
物質の原子の構造そのものを
軌道電子の操作によって
組み換える技術なんじゃないのか

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