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2011年12月10日 (土)

月の娘

 

月が
 
地球を
 
支え
 
護り
 
育み
 
その光は美しくとも
 
けれど、その真なるちからは
 
隠されている

 

大いなる隠された護り手の
 
その存在を
 
知らしめようとでもいうように
 
太陽と
 
地球と
 
月とを
 
その位置に配したのは
 
一体何者の御技なのだろう

 

偶然
 
言ってしまうなら
 
確かにそうなのかもしれない
 
でも
 
偶然に偶然と偶然を重ねたような
 
有り得ない小さな確率の最果てに立つ
 
このちっぽけな命が
 
それでも
 
今、ここに
 
しぶとく在り続けているということを
 
どんなに美しく整列した秩序であろうと
 
覆すことなど
 
出来るものか

 

第一と第七がクロスしていて
 
第七側の侵食が進むのなら
 
確かに
 
電脳の進んだ文化は危機に曝されるだろう
 
GPM・GPO世界の戦いと同じ絡繰り
 
だから
 
押し戻せ
 
今度こそ
 
有り得ない銀の剣が
 
その本来のちからを取り戻す
 
この世界で

 

揺れて揺れて揺れる魂の熱よ
 
解き放て
 
巡り回り廻るその運命の環が
 
新しい流れを生み出すように
 
絶対の筈の公理が疑われ
 
仮想の粒子が
 
隠された姿を現すこの時代に
 
過去の映し絵でしかない擬態に
 
縛られ続けることはない
 
越えてゆけ
 
未来へと
 
未だ誰の足跡も無い
 
未踏の荒野を

 

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