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2012年8月 2日 (木)

やさがし

戦術と戦略。

色んな切り分けや比喩が可能だろうけど。無名世界における戦いであるのなら、戦術とはひとつの世界内をターゲットに絞って勝ち敗けを決め、戦略は七つの世界としての物理域の関係性を視野に収めてメリットデメリットを考えるということかな。戦略的には同胞である筈の勢力を、戦術的に敵と看做して殴りあいに持ち込んでしまうのは、最終的に墓穴を掘ることになり兼ねないということだ。

無名世界の大規模戦闘は、世界軌道の変更を戦略目的としていることが多い。戦略に見合った舞台へ持ち込むことを目指して、キャンペーンが組まれる。それを、単独で実行してしまうイレギュラーが存在するというのは、確かに今までに無い事態なんだろう。でも、事実としてアイドレスは、戦術的には負け続けている。戦略的にはむしろさっさと進んでしまうことも可能なのに、戦術的見た目の勝敗が付いてこない。辻褄合わせで勝ちましためでたしめでたしと宣言したところで、イレギュラーが敗北を「見て」いたら中身は空っぽだ。本人達だって、自分達が勝っているという自覚は、あんまり無いんだろう。つまり、世界機序としての勝敗の理が破綻している。確かにそうしたら、ゲームはそれ以上成立しなくなってしまう。

だから、戦術的な勝敗がはっきりと目に見える形になっている援護射撃を構築した。その代わり、どんな勝ち方をしたら戦略的にも勝利できるのかは、やはりオープンにはなっていない。そして、アイドレスが突破できなければ、紅蓮の夜は止められないだろうという相互バランスも厳然と存在している。

天下三分の計は、それでも成功しなかった。最終的に大国へと統一されることを勝利とするためには、どの勢力が戦略的にも正しい勝者であるのか限定されている。でも中央世界単独では、紅蓮の夜を防ぎきることは難しいだろう。だったら、名目上の勝利は一国が取るとしても、実質の勢力バランスとしては、あの諸葛孔明にも出来なかった計略を成立させ、全部の物理域に属するものも生存が可能な物理域を保持するしかない。エキストラブルーが第七世界に現出するのなら、それは補完作用じゃないのか。本体は、何処にいる?

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