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2012年12月21日 (金)

いばらの名前

数多
名前も姿もその意味も
千変万化に移ろうとしても
変わることの無い
刻印もあるね
ずらりと並んだ名を見れば
確かに
ひとつの香りが匂い立つ
その棘の鋭さ
植物が毒を取り込んで
結晶に
そう聞いて
あの固さを連想したのは
間違ってなかった訳だ

トウモロコシなら
まあ食に対する危機感は
よく分かるんだけど
花に
これほどの執着を示す
人間とは
それを考えたら
自分達に対して
改良を求める思想は
やはり
当然の要請でもあるのだろう
貴種という血族
…そんなゲームもあったな
ていうか
あらゆるところでというべきか
じゃあ
火星人とは

遺伝子という存在に
気が付くよりも
遥かに昔から
ヒトは
遺伝という現象に
到達していた
むしろ
その道筋の先に
からくりとしての遺伝子に
辿り着くのだろう
発見という言葉で
語られるけれども
それは初めから
そこにただ咲いていたのだ
有り得ないと言われ続けた
幻の天上の青が
いつの間にか
ひっそりと隠されながら
では
青き女王は
いつか
永き探求の戦いの果てに
自ら
立ち上がるのだろうか
薔薇色の指持つ
その奇しき幻は
あの香りをまとい
花開くのだろうか

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