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2012年12月 8日 (土)

大言壮語

別に昨日今日始まったことじゃない。ずっと前から、始まっていたことだけど。
高度経済成長期に造られたあらゆるものは、老朽化の時代を迎えている。ずさんな施工をされたものは言うに及ばず、技術や規制の未熟だったものも多い。加えて、予算不足その他の理由によるメンテナンスの後回しや、検査の形骸化もある。インフラも道路も、工場などの生産設備もみんなそうだ。

でももっと深刻なのは、モノじゃない。ヒトの方だ。大規模事故が起こったからといって、必ずしも検査の手抜きとかであるとは限らない。人間の技術や感覚に頼るチェックの業務は、人材不足が言われて久しい。安全管理がちゃんとしてると言われてる企業で、事故発生が食い止められない。マニュアルの不備とが、訓練が形ばかりだとか、言われるんだけれども。対策として挙げられるのは、マニュアルの整備とか、危機意識の教育とか、経験や技術の継承とか、一見もっともなんだけれども。

世の中が便利になっていくという流れを、止めることなんて出来やしない。江戸時代の不便さで鍛えられた身体能力や礼儀や感覚の鋭さに比べたら、現代人なんてみんなひ弱なもやしばっかりだろう。そういう便利で豊かで人を甘やかす世の中を望んで造り上げて来たんだ。人が脆弱になっていくことこそが、むしろ当たり前なんだ。気合いとかマニュアルとかさらなる技術の甘やかしとかで、対応できるような問題じゃない気がする。

この解答を用意出来るのは、多分、ゲームという方法論だけだ。つまり。

世界で一番あれなゲーム。
日本を、世界を、或いは、人類を。出来るだけ長く生き延びさせるとしたら、それはどんなゲームだろう。ジャパン・クールは、この設問にどう答えるのかな。

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