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2013年2月17日 (日)

まがこと

その言葉の真意が
何処にあったのか
もう誰も知らない
驕りか
虚栄か
嫉妬か
もしくは、隠された何かか
まこといにしえより災厄をまねくは
女の所行

でも
その言の葉の矢が
放たれなければ
彷徨える勇者が
戦いの目的を見出すことも
娘が
伴侶を得ることもなかったのだ
人が知恵の畏れに震えることも
世界に放たれた災厄と闘うことも
絶大なる神に弓引くことも
それが善なのか悪なのか
そんなことは
後々の物見遊山の人々が
好きなように言い立てればよい
女達は
それでも
我が身を焼いて
災厄の子らを
産み落とし続けるだろう

天の車輪を廻すものは
農夫ばかりでは無い
虚空に刻まれた
稲妻のかたち
ωの徴
愚かなる黒き母よ
もう一人の聖銃使いとは

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