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2013年7月25日 (木)

呪歌

物語ではないシを知っている
だから
せめて

それが私の剣で斬れる
物語であるのなら
私は
シの物語と戦い続ける
決して勝つことは出来ない沈黙と
向かい合う
それが
歌うたいの戦い

物語の幕が開くときには
彼女たちはもう死んでいる
でもそれは
隠された前夜には
介入が可能であるということでもある
しかし
全部を引っくり返してしまったら
物語の全てが霧散してしまう
巻き戻すのならば
何処までなのか

母の血のために
金髪の王子が選ばれたなら
息子が間違える程に
酷似した見た目を持つ彼女たちも
またその因子を持ってたんじゃないのか
スキカだから選ばれたのではなく
さらに他にも条件があった
つまり
ウェンディシステムは
女性なら誰の脳でもいい訳じゃなくて
特定の因子を持つものだけが
あの状態に耐え得るということ
落雷
その結果として起こる形態変化
プレイヤーの操る彼女たちは
完全な死体とは
とても思えない
つまり
正しいゾンビの状態ということだ
前夜にはサウンドドラマがあって
そこではちゃんと
彼女たちは生きている
その母もまた
流れ者
それが波間の泡より生まれた一族の血を引く者なら
隠された魂を導くそのボルトは

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