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2013年9月 5日 (木)

しんどろーむ

倒された幻獣が
消滅せずに
花びらになって散るのなら
それは表現の問題なのではなく
物理的に
本来の姿を取り戻したということなのでは

農業というと
どうしても
米だの麦だの
食糧生産を連想してしまうけど
品種改良の歴史は
古く人類文明の発生と
ほぼ同じ時代まで遡れるんじゃないのか
家畜化という
新種の成立と同じ
優良個体の選別、濃縮、種の成立とさらなる交配、
その延長線上に
生命工学による培養や遺伝子改良が成立する
その歴史はつまり
第5における
戦闘種族誕生の似姿ともなるだろう
では
第4の側でも同じことが起こる筈だ

どんなに能力的に優秀でも
その世界の理の内で濃縮された種では
他世界への侵略は不可能だろう
逆に、それが可能だということは
混ざっているのは
他世界の因子だということだ

絢爛舞踏の肩には小さき神が憑く
古来からの神でも御使いでもないが
それに限りなく近い新しき神であるところの式神
同じように
恐怖を駆り立てる新しき小さな神であるところの
物の怪のような存在と同等の勢力範囲を持つ
幻獣
戦うために生み出された
神と人との混血たる英雄たち
じゃあ
樹木より生まれるニンフ達が探す
幻獣オリジナルというのは
純血の白たる本当の意味での幻獣なのでは

召喚の要件は
成立してしまっている
恐怖と絶望をぶちまければ
それはそのまま跳ね返って顕現することになるだろう
物語とは
とてもとても危険なものだ
それでも
この騙りごとの剣でしか
斬れない敵が在るのなら
もう何も怖くない
その夢をもってしてしか
越えられない炎が
あるのなら

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