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2013年12月29日 (日)

第四楽章

ファンタジーに傾き過ぎれば
接続は途切れ
世界は封鎖される
蓄積されていくループ
一人の消滅と引き替えに
歪みを書き換えたつもりになっても
結局のところ
本質的な問題は解決されていない

次にやってくるのは
三部作に見える
でも
同じように前進には辿り着けない
何故なら
フィナーレが欠けているから
だから
半円形の舞台は
もうひとつある筈だ

37のパートが全て揃わなければ
未来への扉は
開かれない
それは即ち
両者が
生き残らなければならないということ
その因果律は
未来に存在する筈だ
というよりも
未来に「見える」ところというべきか

逆しまの城は
己の影
だから
押し寄せる瘴気が
どんな闇をもたらそうとも
お前には
それを祓うちからがある筈だ
どんな悲しみが在ろうとも
それを無理矢理
ハッピーエンドに書き換えたら
それでいいのか
それもまた
誰かの魂を
ただのお話に
貶めることになりはしないか
その歪みを越えるものだけが
真の円環は結び
物語の憑坐として
同時にその主として
世界を鳴り響かせることが叶うだろう

目を覚ませ
娘よ
未来を指差せ
神々の端女の列に連なるものよ

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