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2014年1月21日 (火)

未来予測

現在攻撃を受けているのは、女性が実は実権を握っているにも関わらず、男性が統治者として立っている国だ。

この場合、もっと状況は悪い。合併した片側、しかも民族弾圧を受けた側の女性トップが実質危険な実働を一手に引き受け、もう一人の大佐は帝國軍ではそれなりの地位であるはずなのに、ろくに国許へ帰れもせず、マイルむしり取られている。この際民族的にどちら側なのかは、もうあまり関係がないな。今何らかの不利に置かれている層が、新しい社会を望んだ場合、現在の首脳打倒の名目として、古い拠り所を持ち出して自分達の都合の良いように解釈した、ある種の原理主義だ。

これに下手な強硬策で向かえば、敵に格好の口実を与えるだけ。ガス抜きを上手くこなしつつ、粛々と実務を積んでいくしかない。何故この現象が日の本の国において起こらなかったのか、欧米的に見れば結構謎なんだろうな。

B亜細亜ちゃんはいない、でも亜細亜ちゃんをBの面々が匿っていた。向こうも二つに割れて、Aの弱点を攻める派と、それを食い止める派として動いていた。で、どちらの派閥かは不明ながら、Bの弱点と、その克服方法に気が付いた。これから名前の現れるBの人物が、どちらに属しているか、どれくらいコントロールを失しているのかは分からない。でもBの面子が軒並み揃えば、何れはAの特異点が特定されてしまう。
このカウンターとして、少なくともチューニングにより、コントロールを取り戻すことが出来れば。こちらの情報を流し込んで、同調を促しつつ、等距離を保つ。それでも、向こうも存亡の危機に直面してるって自覚してしまったのなら、ある意味死に物狂いだろう。

人形遣い、ネクロマンサー、重力の軛と、磁力線。光を操るのは難しいかもしれないが、オケであれば、コンダクターにはタクトが必要か。でも、私が継いだ合唱の指揮法は、伝統的に棒振らないんだよね。あれを次世代に継承できなかったことは、少し心残りだった。

指揮理論としても、存在してるんだとは思うんだけど。如何にも進学校に有りがちな、数学とか物理とかの好きなOB連が積み上げた技だ。お手本は、二次曲線だと言われた。規則的な加速減速運動をすれば、人間の目はその軌道変更点を予想出来ると。だから拍の動きは大きく分かりやすく、まるで踊っているようだと、ある意味陰口も叩かれた。実際芝居の手のマイムで威力を発揮したからな。目で見た残像をもって未来予測する人間の本能を操る、見えないタクト、それが私の指揮法なんだけど。

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