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2014年3月26日 (水)

ひとみ

生まれつき
視力が無いというだけなら
石など
入れる必要はない
目を
抉られたんじゃないのか
変わらないために
第五の論理からするなら
精霊回路に攻められない為には
女神を降ろせる器を
保ち続けなければならない
それは
氷上媛も同じこと

森羅万象を知ることは
人の身には
重すぎる
故に
西王と
縁を結べないなら
人の世に留まることは出来ない
逆に手を取り合ったなら
その血は
必ず薄まることになる

だから
次の媛を喚ぶものは
厳密には
血の婚姻ではなく
真名衆の布陣という
魂の守りの揺りかご

闇の炎を
魂に刻んだからこそ
私は
歌の剣を手に入れた
そんな風に
過去と向かい合いながら
未来へと進むことも
出来る筈だ
出来事そのものは
変えられない
ただ見ているだけだ
何度も
何度も
永劫繰り返されるそのリフレインを
でも
次は負けない
そのように
変わっていくことも
出来る筈

ただの石は
いつか
世界を映す
宝石となるんじゃないのか
その涙が結晶したような
美しい青の宝玉に

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