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2014年8月12日 (火)

ごーるでん・ぶれっと

物語は
過去を書き換える有り得ない弾丸だ
しかし
無秩序にその弾を撃ちまくれば
世界の秩序はばらばらに引き裂かれ
全ては崩壊してしまう

だから書き換えには
制御と法則性が必要になる
でも
もうひとつ方法があるね

全部をばらばらにして
もう一度
同じように書き直す
全ての要素の挙動を
最初から最後まで
残らず記憶しているデータがあるのなら
そして
もしも

7つの内の
6つまでが
寸分違わぬ世界であったとしても
ただ
その
想いだけを
書き換えられるのなら
故に
7人目の媛だけは

どんなに便利な技術であろうとも
余所者が外から干渉するだけでしかないなら
それは何処までも
暴力でしかない
子供たちよ
覚えておくがいい
強大なちからとは
つまり
たくさんの誰かの
血と汗と涙とで出来ているのだということを
故に
風は
留まってなどいない
遠く遙かに
託された想いを運ぶため
世界を内側から綴り合わせて
一歩ずつ
前へ

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