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2014年8月29日 (金)

そもそも

そう
最初の宝箱を開いた時から

事件本体の全容を
リアルタイムで描写したものが
コピー群の中に
ひとつもない
つまり
最初の事件もまた
そういうものだったということ
だからつまり
それこそが
悲劇というものなのだ

恐怖が
誤謬が
疑心暗鬼が
盲信が
事実から解離して
独り歩きする
それが分かったからと言って
戦うのは
もっと困難かもしれない
そういう敵
でも

悲しみの朝は
必ず来る
それを変えることは
私には出来ない
歌の定めに
是なりと応えてしまった
私には
ただ寄り添うことぐらいしか
でも
だからこそ
それが悪夢の敵であるのなら
どんなに困難でも
それを斬れる可能性は
残っているのだ
それ故の
歌の剣

星を聴いて
風を読む
沈黙の御技において
吾が運命の姉妹が
撰ぶ解は
何時如何なる
宇と宙においても
往って
為すべきことを成し
その責を負うこと

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