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2016年1月22日 (金)

うらない

歴史的史実を
ネタ帳にするのは
大変に有用であるけれども
それで
全部が覆せるようになる訳ではない
これを
いわゆるマンガチックな
安っぽい辻褄合わせにさせないためには
驚天動地のウルトラCでありながら
別側面では大変緻密に構築された
物語装置が必要になるだろう
であれば
これを行使する魔術師の養成というのが
ナラトロジー戦略の核となるということだ

そのようなエンジンシステムの一角として
沈黙の理は存在しなければならない
伝達、というよりは
洗脳の性格が色濃い
物語表現技術だけが進化すれば
それは必ず何処かでスタンビートする
沈黙の理は
それを阻止する
防衛線として機能するだろう

世界の外側を想定するからこそ
助けることの出来る物語がある

つーことで
さあて
お立合い

モノが語る故

根拠は何にもないけれども
おのれの勘だけを頼りに
古代における切腹というのは
命を賭した占術の残存だったんじゃないのかな
自らの潔白を証明するために
自らの身体をもって託宣を請う
怨霊が実在する世界において
死は決して終わりではない
不可逆ではあっても
自らを贄として
呪術を行使することが可能なんだとしたら
その時点で
天の大義を頂かない戦いの勝利者は
悲惨な末路をたどることになるだろう
だから
自死とは
リターンマッチの開始だったんじゃないのか
であれば

付喪神が筋肉として顕現し得る
物理法則世界において
果たして
無実の敵を切腹せしめた勝利者が
存在し得るのか、という話だな

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