初心のコーンマフィン with 発酵バター
年末にこれでもかというぐらいレンコン・レシピを作りまくったので、お休みしていたお料理記事ですが、年の初めにあたってちょっと初心に戻ってみました。藩国向けに作り始めた最初のレシピ、コーングリッツを使った、甘くないお食事マフィンです。
コーングリッツとあらびき胡椒入りは前回と同じですが、今回は小麦粉を使って、さらに年初なのでちょっと奮発。バターは発酵バターを使っております。名前の通り、一度乳酸発酵させてから作るバターで、独特の風味があり、ほんのりチーズのような匂いのするバター、という感じ。焼き菓子に使うとこくのある味に仕上がります。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパでは逆に、バターといったら発酵バターの意味なのだそうです。確かに日本人の味覚から言うと、スポンジケーキやシフォンケーキなどの甘くてふんわりのお菓子に使うには、ややくせがあるかな、というところでしょうか。そして普通でも一般的なバターより少しお高いお値段ですが、仏製の輸入物だと5倍ぐらいのお値段がするものもあるとか。
ですが、今回のように甘くないマフィンにはぴったり。そして今回は、塩も特別、水戸の梅塩というのを使ってみました。梅じそ風味がついている綺麗なピンク色の食卓塩です。マフィンがピンク色に…なる程には入れていないのですが、隠し味に効いている筈です、きっと、たぶん。
見た目はほとんど変わらないのに、マーガリンやショートニングまで含めて、バターやその代用品にも結構色んなバリエーションがありますね。今度は生クリームふりふりしてバターを作ってみようかなーとか考えつつ、マフィンを焼ける程の分量の手作りバターを振るには、かなりの重労働になりそうな…。
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