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ナツメのパウンドケーキ

 

信州のお土産物でちょっと変わった果物を頂きました。生のナツメの実です。乾燥したものを中華料理や韓国の薬膳料理で使ったり、また漢方薬としても有名であることは知っていましたが、家ではあまり食べる習慣がなかったもので、ネットで検索して砂糖煮など作ってみました。今回は、そのナツメを使った季節のバウンドケーキです。

名前はもちろん、茶道具の棗でよく耳にしますが、生で食べたのは始めてでした。味はええと…甘くないリンゴというところ。指先程の小さな実の中に、大きめの種がひとつ入っているため、食べられる部分はあまり大きくはありません。生食用で見たことはないなあと思っていたら、とても足の早い果物なのですね。うかうかしていたらちょっと痛んでしまったので、小さな実を急いでちまちまと剥いて煮てしまったため、実の写真を撮り損ね…。砂糖だけだと甘過ぎたので、大目にレモン汁を使って酸味のある砂糖煮になっています。

お懐紙は月兎

せっかくなので、生地にほんの少しシナモンで香り付けだけして、ナツメの他には何も入れていません。代わりにバターの三分の一程を発酵バターにして、こくのある味わいにしてみました。滋養強壮の効果があるそうなので、冬の訪れのこの時期にはぴったりですね。

 

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