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桜のアイシング・クッキー・リターンズ

さて今回は、今年もしつこく作ってみました桜のアイシング・クッキーです。3年目登場のこのレシピ、少しは上達の跡がご覧頂けますでしょうか。でも実は、裏ワザがあったり…。

少し写真は濃いめ

型抜き用のバターが少なめなクッキーは、なかなか生地がまとまりにくくて結構難しいのですね。和菓子と同じく、こういうところはやはり、言葉で表現しづらい"こつ"の領域になってしまいます。で、しつこく繰り返してちょっとは腕が上がったのかというと、微妙にそういう訳ではなくて、進歩したのは、道具の方だったりしまして。

粉類が多い型抜きクッキーの生地は、冷蔵庫で寝かして冷やしながら作業すると、だんだんまとまってきます。捏ねたら冷やし、伸ばして冷やし、型抜きした残りをまとめ直してまた冷やしの繰り返し。冷蔵庫無しでは、粉っぽい生地がいつまでたってもまとまらない気がするんですが、便利な文明の利器が無い時代には、お母さん達は一体どうやってクッキーを作っていたのか謎、という感じ。こうしたさりげないんだけどハイレベルな料理の技には、いつも驚かされます。

そんでもってアイシングもですね、水で混ぜるだけ、きれいなピンクでラズベリーのいい香りがするアイシングが出来上がりという、クオカさんで購入の秘密兵器を使っております。最近は大変きれいな着色のものもありますが、あんまり色が濃いのもなーと迷ってたんですけど、こちらのアイシングシュガーは色も自然で、ラズベリーの香りもとても爽やか。味にうるさい姪っこ達のお墨付きです。

そしてー、課題のデコレーションですが。ペーパーを巻いてコルネを作り、アイシングを絞り出すのが超苦手なもので、こちらも秘密兵器を…。ちゃんと絞り袋に入れて細い口金で絞るというのもありなのですが、最近流行りの、ふた付きケースから直接ペンのように絞り出すシリコンのキッチンツールを買ってしまいました。これならチョコを入れて、直接電子レンジで溶かすのもできるかなーと。ルクエの製品がやはり有名ですが、私が買ったのはfleur DOLCEのデコレーションペンです。この製品はそれほど気にならないですけど、シリコン製のキッチン用品は、品物によってはあの独特のにおいがなかなか取れないので、ちょっと注意が必要かも。専用の形に作られた道具はもちろん便利なのですが、汎用のものを使いこなすのが腕な訳で、お母さん達の技に追いつくには、まだまだ…。

* * *

桜のクッキー型(中) 15枚分ぐらい

  • 薄力粉  125g
  • ベーキングパウダー  ひとつまみ
  • グラニュー糖  65g
  • 塩  ひとつまみ
  • バター  60g
  • 卵黄  1個分
  • アイシングミックスパウダー(ピンク)  50g
  • 水  7.5cc

 

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