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ブルーベリーのタルト

さてさて、今回も引き続き北欧の焼き菓子シリーズです。色んなベリーを使ったお菓子は、いかにも北欧の定番というイメージ、本日はお一人様用サイズ、ブルーベリージャムを使ったミニタルトです。

ジャムのハート←偶然の産物

スポンジ&クリームデコレーションも継続課題ではあるのですが、今年は、フルーツを使ったタルトにも挑戦したいと思ってたりしまして。ちょうど千趣会さんのキットに、扱いやすいミニのタルトがあったので、これ幸いと試しております。本当はもっとジャムを丸く広げれば良かったのですが、手を抜いて適当に乗せたままにしておいたら、色んな模様になったりして、逆に面白かったり。

家の庭にもあるブルーベリーというのは、実はアメリカ原産の種類なんですね。北欧の方は厳密にはビルベリー、果肉の皮が柔らかくて輸送に向かないので、ジャムなどに加工するのが一般的ということのようで。栽培にも向かない為、野生の植物から直接採取されるというのも面白いですが。北欧からイギリス、フランス、アルプスやウクライナを経て、東欧を通ってトルコ、果てはロシアまでと、非常に広い地域で野生種からの収穫が定着しているというのは、酸性度が高くて栄養不足という、通常の耕地には向かない土地での貴重な実りということなのでしょうか。

Blåbär tårta

タルトはカップ部分の生地とフィリングとを別々に作るので、作業が二段階でちょっと余分に時間がかかりがちなんですけど、キットだとさすがお手軽に出来ちゃいますね。一般的な大きいタルトよりも、ミニサイズでちょっと練習してみようかなという感じです。お味の方は家族にもなかなか好評、縁がちょっと焦げてかりかりしてとか言われて、思わずそこかいと突っ込みを入れ…。

撮影に使っているトレーは、こちらも千趣会で購入、北欧デザインのミニラボのシリーズです。配色とかモチーフとか、やっぱり独特ですよね。スイーツ写真の小道具としては、ちょうどいいサイズですし、お皿のレパートリーも尽きてきたし、今後も登場しそうな予定です。

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千趣会 マルカの北欧の焼菓子 シュー・ソルター・カーコル

 

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