ドロンマル
さてさて、今回も北欧のお菓子シリーズが続きます。手で丸めたシンプルなバニラクッキー、ドロンマルです。
バターと小麦粉と砂糖のシンプルなクッキーに、バニラオイルがいい匂い、低温でじっくり焼いてざくっとした素朴な味わいです。レシピ本を見ると、現地ではアンモニウムを膨張剤に使っているとなっていて、どうも独特な匂いがするようで。日本向けレシピとしては、重曹がお勧めになっているようですね。今回はキットのクッキーミックスそのままなのですが、特に癖のある味でもないので、普通のベーキングバウダー使用かなと思われます。
北欧のご家庭スイーツは、シンプルな材料に、スパイスやフレーバーを効かせたものが多いのでしょうか。普段はあんまり使わないバニラオイル、特に手で生地を扱うと、しばらく甘いバニラの匂いがついて回ります。粉が多めでシンプルな生地なので、焼き上がりはややひび割れしやすいのですが、サンプル写真がすべっとして、今回はそれを真似ようとしたらば、ちょっと捏ねすぎちゃったかなーという感じ。
バターが溶けないようにすり混ぜするクッキーは、日本だと冬場の方が向いていますが、北欧あたりだと年間メニューですかね。あー、手早く生地を扱うこつを掴めば、日本の夏でも大丈夫な筈なので、やっぱり必要なのは練習なんですかねー。
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千趣会 マルカの北欧の焼菓子 シュー・ソルター・カーコル
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