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パンプキン・ビスケット

すっかり涼しくなって、秋らしくなってきました今日この頃、今年もそろそろ、かぼちゃ大王の季節が近付いてきたなーと。まず第一弾の本日は、ちょっと苦手なメニューに挑戦、冷やしたバターを手ですり混ぜした、パンプキン・ビスケットです。

ライティングいまいち、うむむ

洋菓子のこつは、本来混ざらない筈の油と水とを、どう騙くらかして均一に混ぜるのかというところかなと思うのですが。同じバターがメインのレシピでも、空気を含ませたクリーム状のバターに、砂糖をすり混ぜるケーキ系のレシピは、そこそこ得意なんですけども。小さく切ったバターをしっかり冷やし、粉類と一気にすり混ぜするビスケットやパイ生地系は、また違った難しさがありますね。

クリーム状のバターというのは、つまりは溶けかけということなので。常温から作業中に温まって溶けてくる途中で、卵や水分と混ぜる感じですかね。粉類を入れる前でも、乳化ぐらいの状態に混ぜたりしますが、分量が合っててバランス良く混ざっている時には、生地に独特のつやがあり、見た目的にも分かりやすいんですよ。

冷やしバターと粉のすり混ぜの場合は、バターを散らしてさらっとなるようにしないといけないんですけど。バターそのものも粉状になっている感じが目標ですが、気温が高かったりすると、バターが溶けてべとべとになってしまいます。でもどうも、ちゃんと混ざってるのかがいまいち判別しづらくて。余分にすりすりしている間に、溶けてきたり捏ねすぎて堅くなったりしちゃうんですよねー。

んー、相変わらず黄色味も難しい

出来上がりはちょっと不安だったんですが、断面もむらなくきれいなので、ほっと一安心。ざくっとした歯ごたえでいい感じのビスケットに焼き上がりました。パンプキンの匂いがメインになるように、お砂糖は少なめ、代わりに発酵バターを使ったので、香ばしい匂いが漂っています。ラスト10分ぐらいでかぼちゃの種を乗せてみましたが、もうちょっと短くても良かったかも。種の乾燥具合によっても違いますかね。

ビスケットはやっぱり、このぐらいの軽さで、ちょこっと生クリームやジャムを合わせるのがいいですね。蜂蜜とか、メープルシロップとか、そしてそちらのカロリーがどんどん高くなるという…。

 

* * *

 

Φ6㎝ぐらい×8個分  190度/20分

  • 発酵バター  80g
  • 薄力粉  160g
  • ベーキングパウダー  小さじ1
  • 砂糖  30g
  • パンプキンパウダー 15g
  • 卵  1個
  • 牛乳  大さじ2
  • かぼちゃの種(残り10分ぐらいで乗せる)  お好み

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