ペッパーカーコル
さてさて、今回も北欧のお菓子シリーズが続きます。冬の寒さに負けないように、ということなのでしょうか、クリスマスなどでもお馴染みのスパイスクッキー、ペッパーカーコルです。
欧米のクリスマスツリーにオーナメントとして飾ってあったりする、あれですね。男の子と女の子の形をしたジンジャークッキーは、日本でもこの時期には見掛けるかなーと思うのですが。北欧ではクリスマスだけではなく、12月の光のお祭り、ルシア祭にも登場するようです。普通のクッキーよりも、薄くぱりっと焼き上げるのが特徴ということで、穴を開けてツリーに吊したりもしますし、しっかり焼き切って日持ちがいいようにというのは、行事のお菓子らしい特徴ですかね。
で、ジンジャークッキーぐらいならば、日本人にも食べやすいと思うのですが。北欧レシピだと、シナモン、ジンジャーに加えて、クローブも入っているようです。日本語では丁子、本当にT字型をした薫り高いスパイスは、ちょっとお菓子としては強烈ですかねー。今回はキットのレシピ通り、卵でつや出し仕上げをしてますし、本場よりもソフトな口当たりになってるとは思うんですが。それでも結構苦みの強いスパイシーな風味です。
この手の型抜きクッキーはですね、原理上はみんな同じ形に出来上がる筈、なのですが。生地にバターが多かったり、型を抜くテクがいまいちだったりして、大抵びみょーにバリエーションが出ちゃったりするんですよね。○○を探せ的な、形の違う部分が発見出来ますでしょうか。
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千趣会 マルカの北欧の焼菓子 シュー・ソルター・カーコル
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