蕎麦粉のパウンドケーキ
えー、どうも間延びしているお菓子作りですが、今回は、今後のための予備実験的なレシピです。一番基本のパウンドケーキで、通常の薄力粉を全量蕎麦粉に変えてみたらばどうなるかなーという実験に挑戦してみました。
つまり、家族が蕎麦打ちにチャレンジとか言い出して買い込んだ蕎麦粉が、大量に余った訳です。でも一般的な洋菓子の食感は、小麦粉に含まれるグルテンの粘りによるところが大きいんですよね。なので、それ以外の粉を利用する場合は、薄力粉前提のレシピから粉類の3割ぐらいまでを変えるのが一般的なんですが。出来るだけ多く変えるにはどうしたらいいかなと考え、とりあえず、全部蕎麦粉でやっちゃえと。
蕎麦粉の風味を生かすために、バターは有塩の発酵バター、砂糖はらでぃしゅぼーやで購入、うちの常用では一番こくのある喜界島の粗糖を使いました。んで、予想通りというかなんというか、粉を混ぜている間から、さらっと作業もしやすい感じだったり。食感としては、蕎麦並みに切れのある感じに。強力粉よりさらにざくっとして、水分の少ない、ほろほろとした生地に焼き上がりました。
でも風味は良いんですよー。180度では表面がぐるっと焦げ気味になっちゃいましたが、このお焦げ部分が大変好評、こんな感じに薄く焼いたらと言われましたが、いやそれは、蕎麦ボーロとかそういう…。
まー、さすがに全量は無理がありましたが、薄力粉と半々で、はちみつやシロップ類を入れるか、水分足してしまうとかで、ちょっと変わった食感に出来そうな雰囲気です。単純に温度下げてもいいかもですね。そして米粉もそうですが、シフォンケーキのような生地にも向いていそうな感じかなと。まだたくさん余っているので、ちょっとずつレシピ探索を進めたいと思っていますが、まずは蕎麦ボーロのリクエストにお答えするところからになりそうな予感が…。
パウンドケーキ型大 180度/40分
- 発酵バター(無塩) 100g
- 粗糖 90g
- 卵 2個
- 蕎麦粉 120g
- ベーキングパウダー 小さじ1
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