創作ノート・いにしえがたり
”二次”創作ではありませんが。まあ、作品バックボーンというところでしょうか。
太陽の神は
暗い夜の世界を守るために
我が身の火花を分けた
星の娘たちを遣わした
暗い夜の世界を守るために
我が身の火花を分けた
星の娘たちを遣わした
一の娘はウィラ
白銀の髪に青の瞳
未来を指し示す杖をその手に
氷のように冷たく
水のように暖かい予言を謡うもの
二の娘はライラ
闇色の髪に闇色の瞳
左手には運命の馬車の手綱を
右手には灼熱の剣を
自ら望んで闇に堕ち
その手を赤き血に染めるもの
三の娘はエイラ
蜂蜜色の髪に緑の瞳
花の竪琴を手に
運命の踏みしだいた轍を振り返り
泣きながら泣きながら
宵闇の歌を奏でるもの
四の娘はティラ
虹色の髪に虹色の瞳
馬車にも乗らぬおてんば娘は
虹色の翼を広げ
気ままに空を渡るもの
見よ
闇を照らす運命の馬車の轍を
夜空に散る銀の星々は
娘たちが砕いて振りまく火花の光
星を聴いて
運命の馬車の行方を謡うものたちよ
風を読んで
星の杖が指し示すその未来を探せ
ユールの禍歌、より
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