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2010年4月 9日 (金)

えりたにあてーま

 

アップフェルラントの隣にある
 
マヂャルの国に
 
ラテン語の名前を持つ
 
王女が存在するのなら
 
それは
 
ユリウスの末裔が
 
生き残ったということなのだろう

 

ではそれによって
 
一体何処までが
 
覆されることになるのか
 
問題なのはそこのところ

 

歴史に翻弄される悲劇は
 
確かに数限りない
 
しかし
 
その嵐こそが
 
次の時代の扉を開くこともある
 
大国に挟まれ
 
文化の狭間を彷徨う人々が
 
もしも
 
その融合の遺産を
 
悲しみを知るが故の
 
混沌の文化を
 
花開かせることが出来る
 
己の祖国を手に入れたなら

 

それは
 
どんな国になるのだろう

 

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