二重存在
古い、ネタだな
虎は
生きているのか
死んでいるのか
答えは
死んでいて
生きている
アニメのガンパレを観た時
物語としての出来はともかく
もしかしたら
キャラクター達が望んだ
日常とは
ああいう
のほほんだったのではないかと
そう思った
でも
それは世界観設定に反している
だから
悲劇を引き受ける
犠牲の子羊が必要になる
しかしそのメソッドで
物語が巧く回るのかというと
そうでもないかもしれないと
そうしたら
どんなメソッドが
考えられるのかと
世界観に反して
自分のためだけの彼女を
囲うことは出来るだろう
それこそ
上から張り付けてでも
しかし
本来の世界の理には
もう戻れない
では
その想いをもって
どうするべきだったのかを
遡ることが出来たなら
悲劇の回避は可能でも
囲われた彼女は
存在すらしないことになってしまう
だが
予め救われた
その因果が成立するのなら
可能性は
閉ざされた彼女にも
届く筈
ただ
同じ時間軸には
ならない
ま
息子ってところか
もしくは
悲劇を突破した可能性こそが
母を
産み落とすのかな
でもね
まこと観音のお導きなら
敵討ちの為になど
我が子に
生き延びて欲しいなどとは
願わない
輪廻の機序が
素晴らしいんじゃないんだ
来世には
悲劇を覆し
解脱を願うからこその
仏の慈悲ではないのか
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