ぐそく
どんな戦いにも
それに応じた武器がある
沈黙の理では
なおのこと
何を狙うのか
それに則して
戦略も戦術も戦法も変わる
骨も肉も斬らずに
病だけを滅するようなことを狙うのなら
武具も選び抜かなければならないだろう
でも、逆に
獲物がなんであるのかを
精密に把握したなら
得物は棒切れでも構わない
それが
どのような来歴を背負って
其処にその様にあるのか
興味のないものには
決して
語られることのない物語
歴史を守れ
ああ
いいんじゃない
では
未だ語られていない空白は
吾らの領域だ
その輝きは豪華絢爛
古い古い
異国の歌
名は変わり
姿も変わり
もうそれが
なんであったのかも定かではない
この末法の世に
安かれと
誰かのその祈りが
それでも
この国を守り続けている
さすがに
畏れおおいとは
思うんだが
流れ巫女が継承する
それも由緒正しき伝統というも
また一興
なもあかしゃげらばやおんありかまりもりそわか
この剣
確かに
| 固定リンク
コメント