ふろー
公開されている最初は視覚の介入に見える。
だがその実態としては、思考シミュレーションとしての情報が、一点もしくは二点の対象に対して特異点的に集中し、大量蓄積されている。次の公開は第五、同じく舞台裏として情報集積が、しかもさらにそのロジック反転の試みも公開されている。第五であるからには、その発現は第五の基幹技術に則した形態を取っていると推測される。結果、一連の物語の最後には、黒い月への進軍が、断片的にせよ何らかの形で公開されている。
エネルギーの大量蓄積と反撃の進軍。だがその発現は、その世界ごとの物理法則に変換されて観測される。重力レンズであり、熱集積であり、大量の水でもあったりする。そして、その事件は観測もされた筈だ、では光でもある。だったら。
第五的な顕現も存在していたのでは。
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