ひーら
相変わらず
ひょんなことから
ニックネームを付けたのは
英会話の先生なんだが
友達が面白がって
普段も使っていたので
今でも若干名
私を
“ハリー”と呼ぶ人々がいる
逆引きで調べたりしたので
ハリエットとかヘンリエッタとか
ヘンリーとかアンリとかエンリケとかハインリヒとか
インドラとかが
本家だということは知っていたが
同じように
昔読んだ児童文学で
“長虫”と訳されて
挿絵と食い違っていたので
西洋では
区別が付かないということは
知っている
…ていうか、モスラ?
確かに
光の国以前だな
悪魔を苗床に育つ
天使
第五と第六の分岐点
死ねない細胞
出自は
哀しいものであったとしても
その生命力こそが
他の命を救う
可能性を繋ぐのなら
パートナーが違う
ではむしろ
モデルは最初から
Bの方だ
誰かさんがいることによって
数限りなく滅びる可能性を
回避してきた世界
そのように
他世界から
ループさせられていた世界
じゃあ
Aの活動が再起動されたら
何が起こるのか
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