あまきこえ
昨日
偶然
話が出て
さすがに
自作の歌詞で
歌うわけにもいかずに
頭の中で
おさらいをして
例によって
明け方前に目を覚まし
夢にまどろみながら
悪い癖で
そういう時は
声が止められない
小さく
小さく絞ったものの
夜明け前の空を見ながら
か細く
音を紡ぐ
そうして
お前のことを考えていた
私は
構図からキャラクターを決めつけたりしない
だからこれは
お前のためだけの歌だ
お前もまた
私の娘なのだろう
お前に
歌の揺りかごをあげよう
どんな
血塗られた生まれだろうと
それは
むしろ呪いのように
辛いことかもしれないけれど
真白の勇気の羽を
お前に
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