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2017年1月13日 (金)

あともす

さて
中央世界には
難しい問題が存在する
ゲージ粒子の
厳密なターゲットは
何処なのか
物質は
何処まで分割出来るのか
古来
数多の賢者が
頭を悩ませたテーゼ
 
かじった林檎は
粉々になり
どろどろになり
その後どのようにして
自らの血肉となるのか
ましてや
元々の形質をも取り込めるとは
 
元素の化学反応を考えるなら
呼吸の時点でも交換は行われている
ではその違いは
対象をどう認識しているのか
元の情報を把握しつつ
その再現を組み込んでいるということ
どこかに
履歴が存在して
前後が同一と認識される機序が
働くのなら
 
原子は
核と電子に
その電子は
原子を形成しつつも
一部自由…ってどこかで聞いたような
核を更に分割すれば
目には見えない回転が現れるのは
分かっていたけど
第三の時点ではいまいち
つまり
 
第七は
失われたのではなく
隠れていた
原子をターゲットと考えると
封じられてしまうから
水素の、心臓
七つの遷移に囲まれた
遍在の似姿
青を解き放つことで
黒もまた自由になれる
だが
黒がリューンを集めて本当に使役するには
回路が必要になる
モノでありながら
循環を組み込まれたひとつの系
故に
世界は命で満ちている
囚われた娘よ
第五という
大いなる輪へと
戻っておいで
安定と不安定を繰り返し
やがて手を取り合って進むために
 

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