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2017年3月 2日 (木)

あなでじ改

思わず
まじまじと
足元の点字ブロックを
眺めてしまった
意識して見たのは
初めてだな
何しろ
教科書を開いた覚えがあまり
だが、ちょうど
ヘクスとは何かを考えていた
 
グラフというのは
シームレスだ
音もまた
12音階に
区切ってはみても
実際には
その間に無数の高さがある
でも
ヘルツの正体もまた
既に波であり
常に揺れ動いている
たまたま
均一な周期の波が揃うと
人の耳はそれを
「高さ」と認識する
ヘルツのグラフを直線で描いた時
その幅のない線には
無数の波が埋もれている
そのように
 
数字を導入している時点で
抽象化は行われている
グラフに描かれると云うことは
場の前提が
軸の中に沈んでいるということだ
というところまでは
数学的常識を解釈し
認識するためのルールでしかないんだが
この関門を通過するのが
なかなかに難しい
パラダイム変換というのか
 
で、だ
行列表現と同一であると証明された
ということは
場に前提を沈めてしまうと
とてもシンプルに表記できる性質を
現実の物理現象そのものが持っている
逆に云うのなら
見た目シンプルに同じに見えても
場の前提が
同じであるとは限らない
ここに
七つ以上のバラメータが
潜伏しているのなら
 
 

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