代々
粗悪なコピー
コピーではあるが、粗悪
じゃあ
オリジナルとは
そして
そも
正確なコピーでなくてはならない
理由があるのか
正確な模倣を造っても
オリジナルの可能性は
越えられない
同じ過ちを
繰り返すだけ
悲劇を
乗り越えようと思うのなら
現実世界を転写するだけでは
意味がない
必要な骨子は何なのか
同じ構造でありながら
悲劇を乗り越える術はないのか
そうやって
世の中は少しずつ
先へと進んできた
粗悪という
バリエーションが必要な
コピー
そのどれかが
最初の悲劇の似姿を
覆した
その時
| 固定リンク
コメント