にゅーわーるどめそっど

対して新大陸は、

という話を書こうと思ったものの
考えてみると
実はあまり
新しい原型という訳でもないような

ぐれーとなメソッドは
そこそこ真っ当な統治者を
どうやって育てていくのかの方法論だ
そのために
貴種を選び
教育を蓄積して
一定のレベルを保つ

倫理的には
確かに問題ありありだろうけれども
それなりの効果を
現代においても
保ち続けているのだろう
血の色が青いかは知らないけど
立場が人を作る
そこに教育を投資すれば、という話

ていう定型が
通用しない時代になれば
新しいメソッドが必要になる
血統に頼るのを廃し
個人の才覚と努力とで
ある意味
他者から簒奪する
ゼロから如何に成長するのか
スタートダッシュには向いているが
安定するには向いてないのかも

その気質が
移民として流れ着く人々の
ドリームの大地として
効果的にマッチングした
自分達を
グレートだとか言い始めると
つまりは
その分弱ってきたということで
ちょっと危ない

ていうのは、さておいて

望みも好みも欲望もある
だが
それが他者を搾取するものでしかないと
持続性は危うくなる
だから
たくさんの欲望が
どのように共存出来るのか
必要なのは
その方法論

許し合ったらそれでいいのなら
境界線を引いて棲み分ければいい
でも
交流が生まれないのなら
それは
孤立と同等にしかならない
その閉塞もまた
持続性を揺るがす

必要なのは
分割と
緩やかな流動
それを保持するルール

オリオンアームの彼方まで
第六は分割されているというけど
最大質量は
真ん中で求心力として存在している
それぞれのアームが
それぞれの世界なら
分割と
それでも同じ系というのが
実現出来るのかな