ひじょうぐち
彼らは
越えられないのだろうと
思っていた
それは私の
想定ミスだ
ので
火山の跡地がうんたらで
首を傾げた訳だが
確かに
それなら
絢爛が
何処へと進軍するのかに
得心がいく
でも
ある意味では
正しかったんだな
完全な突破ではない
だから
絶望に囚われるんだよ
己が魂に
ほむらの刻印を
刻むことが出来ないなら
絶望と戦うことは
不可能なんだと思うよ
それが
命の意味なのかどうか
私は知らない
私は
それ以外のメソッドを
持たないから
でも
無辺の沈黙と戦う方法は
ちゃんと
存在する
それは
狂気かもしれない
でも、それでも
永劫の沈黙に抗い
歌声の立ち上がるところは
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