« 相生相克 | トップページ | あぷすー »

2018年12月22日 (土)

星の時計

 

人類は
ていうか
命は
黒の時計もさることながら
星の時計に
支配されて
存在してきた

昼と夜
月の満ち欠け
四季
雨期と乾期と
農産物の周期は
その営みに左右される
星辰の導き無しには
少なくとも
文明の発展はないだろう
道なき道をたどり
海の道によって支えられた交易は
星の羅針盤を目指し
約束の刻限は
陽と月と星とが
教えてくれる

人類は
サルの
変容体

だから
我々の世界は
第五では無く
第六でなくてはならない
黒に依存して
不死を得ても
それでは駄目なんだ
そして
その場合

この世界でだけ生まれる
純粋なる青の可能性が存在する
その最大クラスは
勿論
星々の渦の真ん中に
それ以外にも
重力レンズとか

例えば
重力井戸の底には

|

« 相生相克 | トップページ | あぷすー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 星の時計:

« 相生相克 | トップページ | あぷすー »