ふじん
では
客観とは
神の如き絶対客観は
所詮
人知の及ばぬ領域
人間に可能なのは
せいぜい
それ的に
外から見た他人の如く
語ることぐらい
ある程度の
統一性を維持出来るような
限られた領域について
整合性ある
ひとかたまりを語る
語られる
その時まで
語られない周辺は
未知の領域
閉鎖的ひとかたまりが
全体の中で
どのように辻褄を合わせるのか
その主観の位置から視た
未来において
次の塊と
どう接続するのか
それはまた
小さな
小さな
泡のように
くるくると
回りながら
虹色に
色を変えながら
周囲との
接続を探す
別の騙りもののお話
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