ぷらちなむ
争うことは
生き物の
本能なのかもしれない
でも
何者も
何者かを喰らい
そしてまた
いつか
喰らわれる
でも
ひとつに
溶けたように見えて
それでも
別々の世界
宇宙の地平線の
向こう側
固有の「系」は
融合と
分離を繰り返す
そのようにして
惹かれ合い
或いは
敵対し
そのようにして
互いが
互いを
泡のように
支え合う
そこに
優劣の意味など
あるのだろうか
だから
くがねの輝きに
目を奪われようとも
いつか
調和の軌道へ
混沌の無秩序を
解体し鎮めるちから
それこそが
白金の光
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