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2022年7月31日 (日)

いのちの樹

そう
辻褄だけあってれば
いいってもんじゃ

じゃあ
何処までがモノで
何処からが
イノチだろう
どれだけ遡れば
その境界だろう
連綿たる
ひとつながり
他者を内包しつつ
自己を築き
その境界をもってこそ
互いの手を取り合うことを
知る
その温もり無くして
未来へなど

たかが一葉
されど一葉
ただ
時空の大樹の末裔の末
その矜持をもって
対等の壇を登ることを
架空の空へと
羽ばたくことを
刹那、風に乗り
落ちるようにこそ
空を舞うことを、欲す

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