山男
阿蘇根子岳は
父の思い出
九重連山から
阿蘇へ行くというので
民話のパンフレットがあったら
貰ってきてと
私と父は
そりが合わなくて
私は
甘えるどころか
父に些細な頼み事すら
した覚えが
ほとんど無い
ほんの
思い付きの
気紛れ
でも
それが
父には、たぶん
嬉しかったのだろう
細々としたパンフを
あれこれと
自分的には
あまり収穫は無かったが
さて
何処へしまったかすら
分からないけど
嫌いな訳では無くても
色々と合わない
そういうことはある
家族でも
だけど
あの父でなければ
私は
このような人物には
育たなかっただろう
だから
そのように
私は
私の道を
行くしかない
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