ヤヌスの門

二律背反を
現すように言われるが
もっと
ずっと
原初的
両側に開いた
故に
門
その純粋な概念

次々と
じゃあ
逆

エルフが
後から来た種族であることは
語られている
土着化により
成長速度が変動
少なくとも
異なる物理域からの移動
ていう種族が
魔法を使う
では
魔法もまた
持ち込まれた技術なのでは
アドバンテージとして
支配地域を確保している
ていう状態で
物理的に
魔法の使いにくい領域がある
しかも
堆積土壌の上
時間経過により
他世界との差異が
拡大しているケース

第六の場合
物理域が
揺り戻せば
同時に
他世界からの影響が
強くなる
壁が薄いようなものだ
移動してきた民なら
勿論知っている筈、だった

起動できず
何処にも繋がらない扉
では
一方通行か
或いは

封印だったのでは
予期せぬ
コンタミを防ぐための
例えば
何処か遠くで
起こった事象の余波が
大波になったりするのとか
で、あれば

研究していれば
閉じ方も